現代のお見合い

伝統的なお見合いのイメージはこんな感じでしょうか？

広々とした日本庭園、池にはコイが泳ぎ、ししおどしが時折「コン」と鳴る。登場人物は4人。スーツを着た男性と振袖の女性、それぞれのシニアの女性仲人。4人は庭園の見えるテーブル席に座り歓談を始める。男女のぎこちない雰囲気を仲人のトークが融かしていく。15分位経った時、「そろそろ若い人たちにお任せしましょうか！」と示し合わせて仲人が退場。二人きりになった男女。男性は女性に「庭を歩きませんか？」とリードし、庭園で歩きながら談笑する・・・・・・・。

話が長くなりましたが、で、現代のお見合いも同じ感じ？　（答え）：全然違います。

現代のお見合いの登場（人）物は男女2名とテーブル席だけ。関東では基本的に仲人は出席しません。時々、会員様がお見合いに慣れるまでの1～2回ほど初めだけ顔出しされる相談所さんはいらっしゃいます。庭園もありませんし、池の周りも歩きません。男性女性がホテルのラウンジカフェのテーブル席に座り、コーヒー・紅茶などを飲みながら1～1.5時間程度ひたすらお話をするのが現代のお見合いのスタイルです。

お見合いの場所は有名ホテルのカフェラウンジになります。スタバやドトールでは行われません。ちゃんとした場所でお見合いを行うことで、このお見合いがいかに大切であるかを表現するのです。ビジネスでもVIPの接待に居酒屋は使いません。それと同じです。
特に土日はお見合いカップルでカフェは混雑します。このため、カフェに予約を入れるのがベストですが、東京・横浜などでは予約を受け付けないカフェばかりです。見合いの時間と場所は、仲人がお相手の仲人と調整して設定します。予約可能なカフェには仲人が予約を入れますが、予約できないカフェは男性会員様にお見合い開始の20～30分前位にカフェに行って頂きまして、席を確保してもらいます。女性は開始の5分前位に来られます。これが関東の標準スタイルです。

先日もありましたが、ギリでカフェに来られた男性がいらっしゃいました。当然、席が取れないのでその男性と当社女性会員は席を探してホテル内を漂流することに。たまたま、私たちもその場にいたので、ホテルのバーに席を確保してそこでお見合いをして頂くことができました。私たちがいなかったらどうなっていたか・・・、想像するだけで恐ろしいです。男性の相談所さんはアドバイスしないのでしょうか？

お見合いのお茶はコーヒー・紅茶が普通ですが、ホテルの凝っているドリンクもアリです。問題になるのが、このお茶代をどちらが持つか。ホテルカフェでは二人のお茶代は3～４千円程度と値が張りますが、IBSの相談所間では「男性が全額負担」で合意しています。私は、都会の一等地で会議室を借りると思えば、お茶付きでこの金額は高くないと思います。また、男性の方がたいていは女性より高収入です。気前よく払う男性は好感度が高いですよ。男性は女性の前で、お茶代が高い！とか、全額男性負担はおかしい！などと不満を言ってはいけません。それでお見合いは失敗・・となりますね。でも、1日3件お見合いをこなしたら男性はお茶代だけで1万円を超えることも！でも、耐えてください！　女性は男性にお菓子やチョコをプレゼントして感謝を示される方もいらっしゃいます。

現代のお見合いでは、特に男性は女性との待ち合わせから支払いまで、スマートに女性をエスコートすることが益々重要になっています。当社では、男性会員様にアドバイスもいたします。
ぜひ、ブライティーで良縁を結んでくださいね！

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